2025/08/30
第5回: 姿勢が整うと毎日が変わる!
姿勢と深く関わる自律神経(じりつしんけい)は、私たちの体をコントロールする神経システムです。
交感神経(こうかんしんけい)と副交感神経(ふくこうかんしんけい)の2つがあり、簡単に言うと前者は緊張モード、後者はリラックスモードを司ります。実は悪い姿勢が続くと体に「緊張しろ!」という信号が送り続けられ、交感神経優位の状態が続いてしまいます。
その結果、眠りが浅くなったり消化が悪くなったりと不調の連鎖につながりかねません。
一方で姿勢を正して胸を開くと自然と深い呼吸になり、副交感神経が働いて心拍も安定しリラックスしやすくなります。
良い姿勢は心身のバランスを整えるカギなのです。
毎日をいきいき過ごすために、ぜひ今日から姿勢を意識してみましょう。姿勢が整うと毎日が変わる、
まさにその通りですね!

注:自律神経とは自分の意思とは関係なく体の機能を調節する神経のことです。
交感神経は心拍数や血圧を上げる「緊張モード」、副交感神経は消化促進や心拍数を下げる「リラックスモード」を担っています。
良い姿勢はこの自律神経のバランス改善にも役立ちます。
このシリーズは最終回です。
次回は、また別のシリーズになります。
お楽しみに。